実りの訪れ

無機の人造物は人の心掴む力が弱いのかしら。
せっかく手に入れたとしてもその喜びのときめき
はケースに入れられたようにやがて沈黙してしまう。
ところが自然が与える多くは、人の思い出を伴って
温かいまま長く心に収められる。
しかも自分が手をかけるほどその喜びは大きく
来年もまた頑張りたいとの楽しみが膨らむ。








青森の根茎菜

車などの産業分野の成功に続き、スポーツ、医学、
さらには宇宙船のトップクラスまで人材を輩出する
に至った我が祖国、農業もこの勢いでいけるのか。
野菜、果物には努力で確かに世界水準以上に達し
たものがあり全国にあってもこの調子もありかなと
思ってしまう。しかし国の文化と共に育った作物が
他の国から乗り込まれあっさり城を明渡した話は
それほどには聞かず、狭い国土資源の日本が
他国への突撃まではどうかなとの心配も残る。
守るべきは、国民に愛される良質作物をしっかり
作り続け市場に堂々と問うことではないだろうか。
青森はその基本ができていたのではないかと思う。






ブランド品

日本人が主張をしないのは言葉に主語がないから
とまで言われた謙虚な時代は遠く、メディアの中は
誇張と虚飾の人や商品の氾濫。
有名店までが偽装で逆宣伝を演じたりして。
そんなまやかしなどとは縁もなく、手をかければ
かけたなりに正直な結果が返される農業生産の
世界。特に味と安全については見つめる消費者
の目も家族を守ってプロそのもの。
世界規模の差別化競争の時代環境の中で日本の
生産者の覚悟と努力は最早先端産業レベルです。






トマト

世界でもっとも人気の高いヒーローのトマト。
航海者が行く先々で育てたためにあっという間に
地球を巡ったボヘミアン生活者の伝説のトマト。
いろいろな加工品も出されて、世界の食卓を飾る
その食べ方もさまざまです。
日本では可愛いミニが若い人たちに愛されて。
あれ、厚い輪切りに塩振って噛り付くのが日本流
じゃなかったかしら。











順子のいちご園

千葉成東のいちごの名を広く高めたお馴染みの順子のいちごです。
日曜祭日には多くのお客様で賑いますが、実りも多く
午後はやばやと無くなるなどの心配はなさそうです。
爽やかな香りのハウスは幸せな笑顔が一杯。
いちごまで真っ赤になって張り切っている感じです。
いちごの求めるものを与えるのが秀品のコツと説く
園主はそんな彼らをしっかり見守ります。
近頃の荒っぽい天候で年ごとに変わる味の変化も、
ここではどこ吹く風といったところです。









ブルーベリーと彼岸花
西武池袋線飯能から2ツ目が巾着田周りの川岸遊び
と一面の彼岸花に思いを浸す人があふれる高麗駅。
ここで客を迎える人たちの悩みは、夏の終わりとともに
賑わいも去っていってしまうこと。
そこで考え出されたのが遅くまで実をつけて頑張れる
ブルーベリーの開発。そしてその開発に応じたのが
この道の先駆を輩出した農工大出身のFさん。写真は
狭山丘陵を望む試験農場で、これにあわせて開発した資材を散布するダイキのU君。スローライフ作りも
大変だねと狭山の丘が声をかけます。



西新井大師
ぼたん寺の愛称のあるこのお寺では、30種4500本
ものぼたんのほか池の周りで藤の花まで楽しめます。
毎年4月中旬からから5月上旬の見事な競艶の鑑賞に訪れる信者や観光客の期待を裏切らないように、
お寺と造園者が一体となって世話にあたります。
限られた短い期間に立派な開花をさせるためにも
一年を通して厳しい目配りが大切となります。
池をあやどる藤の季節も楽しめる憩いのスポットです。

                

食と幸をプロデューする生産者の世界

茨城県の大きな「かすみがうら市」の名にまだ馴染みのない人も千代田町ならクリや梨の
果樹園ではご存知かも。豊富な種類で年間30万人が訪れるこの地には40数戸の果樹園
がありクリをはじめブドウ、ナシ、ブルーベリーなどが楽しめます。



 
(
その2)


福島県は山梨に次ぐ桃の大産地です。
8月はじめから9月終わりまでの間、至高と至福を味わえる黄金桃や黄貴妃を交えながら
10余種をローテーションさせています。
御用邸も近く献上桃としても知られています。
       
                                                                                             

ダイキの広場へ                                                                                             



 〔筑波山麓は果樹の里〕